ブラックエンペラー元暴走族のA氏は不摂生とは異なる自ら病体を得ようとした先の死で、飯島愛さん(本業の会社業務でつながっていた方)の死と上島竜兵さん(唯一お笑い系テレビ番組で欠かさず録画視聴させて頂いていた私の恩人)の死同様に深い悲しみを得ていた、と今朝直感しました。(私の勝手な独断と偏見に過ぎません、お許しください)
過去を振り返って落ち込み悩む、後悔が嵩む、ということが人間にはあります。何かの拍子で、弱い裸の自分にソレが向かうと、排水溝に渦を巻いて流れ込む水のようにしてこの世から無くなる、亡くなる、という事はあるのだと思います。
国家も家族も決して立ち入れない孤独で深刻で閉じた深い悩み、闇が人にはある。
お一人お一人には言い知れぬ何かが必ずあるし、他人の私に、どうのこうのと言われることを良しとしない周辺の方もきっといらっしゃる事でしょう。
人間には「悩み事は相談してください。連絡先は・・・」といったテレビで促している悩み解決の相談窓口では決して解決できないであろう深い深い悩みを抱えている人って数知れずいる、という事です。
ブラックエンペラー元暴走族のA氏は、私より3-4歳上。新卒で入社したシステム会社の協力会社として職場が同じになりました。私は喧嘩というものをした事が無い。不良とは縁遠く、暴走族に近いような人間ではありません。
A氏が亡くなったのは2019年。自死ではなく、たぶんアルコール依存症の末の合併症でしょう、しっかり聞いていません。当時、私の文章が、ある雑誌に投稿し採用された、実名で公表した頃。
それを見ていたずらをしかけられたと思った。「覚えていますか?」という短いショートメール。名乗らずに唐突に要件だけ。だから、怪しいと勘違いする。
気にもしないメール。それから3週間後、最近ご無沙汰の知人からA氏が亡くなったと連絡が入った。「覚えていますか?」という短いショートメールはA氏からの最後のメッセージだったのか、とその時雷に打たれたようにしてつながった。悪い事をした、のです。
生活が立ち行かず困っている人は、周囲の人々の助けや、行政や国の体制を改善することで助かる、ということはあります。
でも、相談して簡単に解決できない、複雑な紐が絡んで解けないような、悩み、を人間は持つ事がある。何かの病名を付けて「それはうつ病ですね・・」とも済ますことができないと私は感じます。医者でも解決できない闇。
ソレは病ではなく処方箋が効かない。(私は唯一効く方法としてヴィパッサナー瞑想や慈しみの瞑想を当ブログで紹介しています)
国家では解決できないことはある、と知りながらも、国家がドーでも良いと考える事と重要だと考える事には大きな隔たりはある。国家で解決できるのにしない、無関心にスルーすると問題はきっと、どんどんと積みあがります、小学生でもわかる事。
そろそろ、向う3年間の日本を決定する参議院選挙が本格的に始まる、ソコに水を差すようなことでもある。
国家では解決できないことはある。人間の根源的な深い闇はある。
コーしたことが感じ取れると、選挙で語られる候補者の言葉の重さと軽さが良くわかると私は思います。
「根源的に」聞いてみると良くわかる。全員が薄ぺらい人ばかりだと比較のしようもなくなるけれど・・・。2022年にはまだ少ないけれどいないことはありません。
あなたが今一番嫌いな人にも「ちょっと待てよ・・」と調べてみる、するといたりします。
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