街の書店がめっきり減りました

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最近書店に足を運ぶように意識しています。あなたは本屋さんに最近行っていますか?

本屋さんというと、子供の頃住んでいた町には、自宅から駅までの600Mほどの途中に小さい書店がありました。

小さな書店が街から無くなっています。

私が書店を意識した最初の本屋さんはあまり入ったことがありませんでした。同じ社宅の同い年の遊び友達は、その本屋さんで立ち読みをしている、と言っていた。

自宅には歴史書や世界文学集のような本があったけれど、全く読みませんでした。なので、立ち読みというものがどういうもので、どうしたことなのか知らなかった。

小学校5年生の頃、文学少年と友達になって、自宅に招かれると、たくさんの本があるのに驚いた。そして、何かの本を借りて読んだ記憶があります。

武者小路実篤の小説だったと思います。

小中学では全く本を読みません。高校・大学では、少しは本を読んできて、必ずカバンに本を入れていたけれど、読書家というタイプではありませんでした。

社会人になってからです本屋に良く足を運ぶようになったのは。世界の現実に興味があったのでジャーナリズム系ばかり。

強いられて働かされることが嫌いだったので、自分を取りも出すようにして別な世界を作りたかったのだと思います。

小説は好きではありません。

物語で共感してゆくのが心地よいタイプではない。想像力はあるので、単刀直入に結論が知りたい。

神田の古本屋で欲しい本1冊だけのために、探しに歩き回ったことがあります。八重洲ブックセンターも職場が近かったのでよく通いました。

でも、この15年くらいは、ネットで購入オンリー。

最近読まれている本もネットで調べて興味が湧くと購入してきました。時間がない。

書店に行く、探す、会計する、持ち帰る。

その手間が惜しい。

時短で考えると、即買いし自宅に届けてもらえる便利さから、ネット買い以外の選択肢を考えたことがなかった。

けれど、書店を見つけたら、または、「もしやこの駅中に書店あったかな?」と探し、見つけると中に入るようにしています。

とんとご無沙汰な雰囲気で、初めて入る書店であっても、どこか懐かしい。無料で自由に出入り出来て店員さんに声を掛けられることもない。

コンビニよりも無料で物色できて、うろうろして、同じところへ戻っても怪しまれない緩い空間、空気感。思えば、こんな空間は他にはない。

どんなレイアウトにして、どこにレジがあって、どんな人がどの棚でどんな表情で本を手に取っているのか?

コーしたことは、自然に自分に入ってきます。久々の感覚。悪くない。

非効率な時間なのかもしれないけれど、アナログ感覚を呼び覚ますようにして、書店散策を続けようと思っています。

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