誰に向けて仕事を(ブログを)するのか?
ブログで文章を書くときに、「誰に向けて書くか?」という問題ってあります。「誰にって訪問者にきまっている・・・」という方は、「誰」の意味をわかっていません。(前回の記事はコチラ→「ない仕事」の作り方 1)
書く時点で誰に向けて語るのか?
がないと誰にも伝わらないんです。できるだけ、年齢・性別・趣味・志向・社会的境遇・家族構成・将来の夢などのキャラを明確に設定すると良いと言われていますよね。
徹底してすごい人になると、イメージをより鮮明にしていって、この世にはない一人が誕生し、その架空の人の顔を書いた紙を貼って置き、その人に向けて書くんだそうです。
みうらじゅんさんはドーなのか?
属性 プラスαで母というターゲット
「喜ばせたい読者の最高峰は誰かと言えば、”それは母です。”」と明言されています。
らしくない、みうらじゅんらしからぬ発言。ブログで記事を書く時の「誰に向けて」問題で、「それは母です。」というのはトリッキーではあります。
マーケテイング思考としても聞いたことがありません、私は。でも妙に時代の先取り感がある。
キャラ + 母 なのか? 母 > キャラ なのか? キャラ > 母 なのか?
いずれにしろ、親と仲が良い人だけに言えることではあるでしょうね。仕事で一番喜んでもらいたいし、喜んでくれると一番うれしいのは母親と言えるんですから。
そして、ミスレリアスで昔のヒッピーのようなみうらじゅんさんは、マザコンだということも、言えるでしょうね。(笑)
シングルシニアのみうらじゅん
みうらじゅんさんと言えば、ゴジラ窃盗事件の告白は有名ですよね。1991年11月1日の報知新聞で、「12年前、映画館の前に飾られていたゴジラ(2M)を盗んだのは私です。」という記事がありました。
私もニュースで「とんでもないヤツがいるもんだな。でも、あんなもの盗んで何になるんだろう?」と思ったことを思い出します。売れないし、置き場も大変ですし、誰かに自慢するわけにもいかないし。
みうらじゅんさんは1958年生まれ。わたくしの兄と同い年の63歳。60歳は男の厄年ですから、そこを乗り越えて、体力的にも老いを感じていらっしゃるに違いない。確か離婚されてシングルのまま。
どのような老年期にどのような仕事をされてゆくのか、老いの先輩として今後も注目してゆきたいと思っています。
みうらじゅんさんは、ゴジラを盗んでから12年後に「私が盗みました!」と手を上げた。窃盗罪の時効は9年なので、訴追されていないでしょう。(つづきます)
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