昨日からサッカーのワールドカップが始まったようです。カタールに乗り込んで日本選手を日本のかたがたが応援している。
野球でもバレーボールでもフィギアスケートでもお気に入りの選手を応援するために会場に行って応援する人がいます。これまでの冬には、羽生結弦選手の応援をするひとがたくさんいました。
ファンということ。
あなたは、誰かのファンですか? ファンだったことありますか?
遠目からの近寄らないでいるファンであったことならあります。偽物のファンですわたくしは。
本物のファンは押しかけてゆく。隙あらば握手するサインをもらう。抱きつく。
応援したい気持ちが強いのがファン。
小学生のころはプロ野球のジャインツのファンでした。野球観戦でお金を使う家庭ではなかったんで球場に通ったことはありません。でも、たしかにそのときには王選手のファンでした。
中学生になってから以降は「ファンになったこと」がホボいないです、わたくしは。
なので、カタールにサッカーの応援にゆくひとの気持ちがよくわからない。オリンピックの会場で応援する、「勝ってほしい!」と祈るようなかたがたは奇特な方々に思えます。
なにかの間違いで、その会場の応援席にわたくしが座ることがあっても、みんなとおなじように応援はしないような気がします。スタンデイングオベーションでもまちがって座っているかもしれない。ひねくれものの薄情ものです。
20代でファンのようにしてあこがれていたのはジャーナリストの本多勝一さんでした。2022年の日本でこのかたの名前を持ち出すと特殊な変人に扱われるでしょうか?
話がとびますけれど、スピッツの草野マサムネさんが好きな作家が本多勝一さんというんで、一目置かせて頂いていますけどね。
小泉さんが首相だったときに、渡辺えり子さんが官邸に押しかけて「殺さないで!」と抗議なんでしょうかデモなんでしょうか、ソーしたことをしたテレビでご本人が語っていたのをみた。
で、下北沢の本多劇場に渡辺えり子さんの演劇を見に行ったことはあります。人気を勝ち取った俳優がマネージャーに「なんでそんなことするんですか?」と言われても引き下がれなかった。
気骨な人反骨なひとが好きです。
引き寄せられた。最前列で俳優さんの息遣いが聞こえる。
当時、宇梶剛士さんは渡辺えり子さんから演劇を学ばれていた鵜王です。宇梶剛士さんはアイヌのご出身だったんでよく覚えています。アイヌ差別を知ったのも本多勝一さんから。北海道に行き調査中にアポなしで茅野茂さんにお会いできたのは本多勝一さんのおかげです。
下北沢にはホボいかない。当時は引きこもりだったのに行ったけれど、渡辺えり子さんのずっとファンです、ということではありません。ハイ!薄情ものです。
ファンってリピーター。一途。
わたくしは一途にならない、なれない。
当ブログで西川口の稲廼家さんというおそばうどんのお店を紹介させて頂いています。リピーターです。でも、食べ物ってなるとファンとは言わないとおもう。
ファンではないような気がしています。作り手のご主人と語らいたいとは思わない。遠目で距離感がああるのが好き。
旨いから応援するような感じでリピーターになってるけれど、「ファン」って人に寄る強さがあるとおもいます。
ひとの魅力に吸い寄せられるのがファン。
わたくしのようなファンにならない人はいるような気がします。
したい事を追求するひとがいます。わたくしはコッチ。
事はドーでもよい、何でもよいからその人と一緒でいたいひとがいます。することは何でもよい人。常識人はコッチ。
この2種類の人間がいる。
優勝しようが負けようがファンはリピーター。負けた結果を引き受けてファンでい続ける。本物のファンとは、そういう人。
サロンの記事を当ブログで書かせて頂いています。
サロンを応援したい気持ちがないことはありません。
ひとりで女性が個人事業を立ち上げて継続して営業するのって非常に困難なことだとおもう。起業しているだけでリスペクト。
ソコでいろいろと学ばせて頂き自分のエネルギーに変えています。応援したいからゆきます。でも末永く通うことはありません。繰り返し通っていきたサロンもあるけれど、どこかで卒業しようとしてきたところがあります。
なにか20代の生き方30代の生き方40代の生き方50代の生き方、60代の生き方を変えたいようにして生きてきました。おなじことが苦手。
テーマを変えるのが好き。
わたくしは、したい事がしたい。
思い出しました。宇佐美なつさんのファンです。なかなか会えないんですけどね。
強い気持ちを末永く持ち続けることのできるのが本物のファン。わたくしは真逆。
ホボ、ファンになれないんですね。ひとりでもヘーキってことになるんです。ガチ!薄情ものですトホホ(笑)。
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