アフィリエイトと聞くと、よく知らない人からは、如何わしいイメージがあるのだと思います。
私は、よく知らなかったので何冊かの本を同時に読んでみました。2009年。リーマンショックの翌年に失職していた時です。
私が飛びつくようにして最初に購入した、新宿のとある有名書店で平積みされていたアフィリエイト本。
注意深く読み返すと、かなり如何わしいセミナー勧誘の導線としている書籍だと理解できた。ココで騙される人は少なくはないんだろうな、と思った。
迷惑なアフィリエイトサイトはあって、ニュースになることもあります。効果などもデータがないままに騙すようにして売り上げを伸ばす嘘つきサイトやブログはあります。
変だと分かる場合が多いので、すぐに回避するから関わらない、でも、金の猛者商法はあります。
私は最初から正攻法で正直なサイトを運営してきました。人を騙して儲けても、結局は後悔したり、悩んだり、やましさを抱えて人相が悪くなる。そんな事するのは馬鹿らしい。
これからお話しすることも、正直な運営を前提にしています。
勝手に誰かの文章をパクったり、写真をパクった事は、盗っ人、泥棒、犯罪者と変わりません。論外です。人生に失敗しています。でも、著作権なんか知ったことかと、みんなやってるし、という人は少なくありません、私はしません。
私は転職系のサイトを運営して来たし、今も運営しています。
アルバイト広告から始めて、「正社員求人紹介もできんでないかい?」と自らに問い、やってみよう!ということになり、かなり調べて、大丈夫な会社だけ、宣伝しました。
個人ブロガーが超有名な転職支援会社の広告を取り扱う事は無謀であり生産的ですらない、という批判のようなものもありました。レッドオーシャンで個人ブロガーに勝ち目はない。
でも、やりたかったし、出来そうな予感があった。
そして、成果は出ました。1成約2万~数千円の案件。2万と聞くと、高額だと思いますか?
実は、全然高くない。
転職支援会社、人材紹介会社のマージンがいくらか知っていますか?
社員が欲しい会社が転職支援会社に依頼して、紹介してもらい採用となった時、転職支援会社の報酬はどのくらいなのか?
正解は、採用者の年収の3割。年収300万の人なら90万、年収400万ならば120万、年収500万ならば150万。確か、小さな会社の稼ぐ技術 栢野克己さんと一月万冊清水有高のセミナーで私は知りました。
こうしたビジネスに誘導する事って、凄いなって、最近フト思いました。
数十万から百万二百万の売り上げに導く文章がたった2万。アフィリエイトって凄い事してるんだよね、と思うのです。
転職支援企業に登録するよう導いているので、即150万の売り上げを立てていないけれど、会って話して説明しているんではない、でも会員登録へ導く、ココは凄いのです。
丸腰の文章だけで、読み手の心を動かして行動に向かわせる。
改めて、アフィリエイトって、真っ当な正攻法である時、凄い事をしでかしている、と思うのです。自分の仕事の凄さ、素晴らしさにもっと沢山の人が気付いて良いのです。
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