5年前頃の一月万冊は、これから起業したり独立したい方にとって非常に有益であり刺激的であり、やる気を増幅させてくれる優良動画が沢山あります。
量と質でたぶん日本一のyoutube運営者が清水有高さんなのだと私は思います。
先週拝聴していてずっと自分のゴール設定を考えるきっかけを与えてくれた動画が、コーチング ゴールを達成するやり方を発見する方法 マインドです。
日本の経済人とUSAの経済人の大きな違いにはコーチング理論があるのだそうです。一月万冊の運営者の清水有高さんは、認知科学の第一人者である苫米地英人さんからコーチング理論を学んだようです。
日本にはなくUSAでは盛んなコーチング理論の差が低迷する日本経済と浮上しているUSAの経済に現れていると清水有高さんは言います。
1つの例で取りあげていたのは、オリンピックを目指す選手に対する質問。
コーチ:「君のゴールはどこなの?」
という問いにある選手はこう言いました。「オリンピックに出場することです。」素直に思っていることを選手は回答していることが前提です。日本のような謙遜はありません。
コーチング理論によると、「オリンピックに出場することです。」がゴールの選手は、オリンピックに出場できない。
次の選手はこう回答しました。「私のゴールはメダルを取ることです。」その人はメダルを取ることはできません。
オリンピックに出場することを現実化するためには、「オリンピックに出場することです。」と思っていてはダメであり、
オリンピックでメダルを取る事を現実化するためには、「私のゴールはメダルを取ることです。」と思っていては弱い。
ブログ運営や起業に置き換えると、月に30万円を稼ぎたいというゴールの人は、思いが弱いので、月30万円を稼ぐことはできない、という事になります。
そもそも月10万円を副業で稼ぐとか30万円あったらいいな!というゴール設定の根拠があいまいなので、パワーがでないのだと私は推論しました。
むやみやたらにゴールを高くすれば良い、という安直なことではありません。
本気度の問題を真剣に必死に考えることから始めるベキだということです。
同じようなことを中学生の同級生が言っていたのを思い出しました。その彼は私と友人ではなかったけれど、スポーツも勉学の一生懸命。
毎回どの科目でも高得点ばかりを取っていました。その彼が「100点を取るためにはそれ以上の実力がないと取れないんだ・・・」と言っていた、1回だけ。
私にとっては雲の上のような感覚で全く意味がわからない、でも、突拍子もないことを考えているな、と思ったことを思い出します。
秀才の彼は毎回の試験で満点を目指している。そして90点以上の得点を残念がっている。
オリンピック選手のお話に戻ると、金メダルを取りたいと切実に必死に容赦なく思いゴールを決めているから、最低でもオリンピックに出場できる実力が育まれ、メダルも取れる。
オリンピック選手のことになると、漠然と頷ける。
けれど、自分に置き換えてみると、「なんともセコイゴールじゃないか!」とこれまでの自分のみすぼらしさに呆れます。
自分はどうなっていたいのか?
10年後20年後。
そこから逆算して今やりたい事をする。そして、そのやる事をどのくらいまでやると決意するのか?
コーした自分の根っこの部分を掘り下げずに、安直にゴールを設定しても、そのゴールは実現化できません。
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