「速読勉強術」の著者である宇都出雅巳さんは同じ年。宇都出雅巳さんを知ったのはほんの10日程前です。
宇都出さんは東大に入学され、ニューヨーク大学でMBAを取得された後、出版社、外資系銀行、コンサルティング会社を経て独立、コーチングのお仕事をされています。
わたくしは、というと、新卒で都銀の関連企業に就職し5年で退社。その後、出版社で取材活動を1年ほどして1年程度引きこもり。その後、複数企業を渡り歩いてリーマンショックで失業。その数か月後で今の仕事を得ました。
月とスッポン。私がもちろんスッポン。
この「速読勉強法」には、宇都出雅巳さんが中学生の頃にドモリ(吃音)で悩んでいたことが書かれています。
周りの大人からのアドバイスは参考にならなかったけれど、書店で自律訓練法・自己催眠術という本を読んで、実践するとドモリが改善した。そこから「日常で出会う大人が知らないことでも本で知って問題が解決できる!」と本の魅力を知ります。
同じ頃に私も、自律訓練法や自己催眠術の本を読んでいました。あがり症だったからです。人とよくしゃべれなかったのです。
私の場合は、あがり症は治りませんでした。手が暖かくなるところまでは同じでしたが・・・トホホ。
中学の後半期は、全くの孤独。高校は学級委員をしていたけれど、勉強はできないし部活には入っていたけれど、あがり症で試合では1勝もできない、なさけない部員でした。
大学も志望校には入れず、合格した大学には行かずに専門学校に行こうとも思っていました。その大学に渋々入学。
このあがり症の改善策というよりも、友人を作るにはどうすればよいかと考えていて読書。
「自己創造の法則 ジョージ・ウエインバーグ著 加藤諦三訳」を読んで、ひとり孤独に実践して人生が開花。
やりたいことは友達を作ること。それと絵を描く事。法律学科だったので、もちろん法律の勉強も。
どんどんと自分から話すことを義務のようにして実行した。委員にも参加した。今振り返っても当時は毎日が楽しくて仕方がないほど幸福でした。
すると、人も見知りな新入生や自己暗示のテープを聞いて治そうとしている友人がいるのを発見して、「みんな同じようなもんなんだな・・・」と思って安心した事、自分だけが特別ではないんだなと思った事を覚えています。
話しが脱線しすぎました。
本書には速読法が書かれていますけれど、あなたがしたい事を掘り下げることがまず最初に書かれてます。
世間常識から少し深く自分を探る。就活の時にやった自己分析をグレードアップして対策ではない自分の人生をどう生きるか?
と哲学的に、人生論的に考えてみる。
マンダラートを作るべきです。自分の人生で今頑張っていることと、これからしたいことを、直感で9つのマスに記入する発想法。
私は今朝、A4コピー用紙を挟みで4つに切り分けて、簡単に4本の線を引き9項目を埋める作業をしました。すると4枚がすぐに埋まりました。
1.瞑想→母・ブログ運営・パートナー・起業・65歳までの計画・健康・資金・住み家。
2.資金→ブログ継続・起業・youtube立ち上げ・金融資産投資・マッサージ店開業・不動産投資・会社雇用継続・これからのビジネスの研究。
3.ブログ運営→ブログ継続・Twitter導入・記事内容客観的チェック・20サイト立ち上げ・文章力・デザイン力・マーケティング力。
4.瞑想→移動時間瞑想・自主瞑想会参加・youtube動画視聴・書籍購入・資金・夜間瞑想・指導者からの個別指導。
こんな感じ。
なぜ?
自分を探る必要があるのか?
というと、動機を明確化して、成し遂げる気力を高めておく。めげたり疲れて気持ちが弱った時に、またやる気を奮い立たせていくためです。
なんとなく東大に合格できる天才秀才はいると思うけれど、99%は、なんとなくでは合格できません。なんとなくではエベレストを登頂できません。
富士山登頂だって、軽くはない。決意。
4年前に私はある国家資格の勉強をして合格できました。会社が推奨している資格で、取得している人は少数派。
疲れてくると、「別に勉強しなくったっていいや・・」となることがあるけれど、継続できたのは、合格する事を必須だと決意していたからです。
ボーっと余生を送るも良し、目標をかかげて実現するもよし。
達成感をもって人生を終えたいならば、マンダラートを書いて、見直して修正して追加して決意するべきなのです。
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