いつも当ブログにご訪問頂きありがとうございます。一週間お疲れ様です。やはり金曜日ともなると疲れていることを実感しています。みなさんいかがお過ごしですか?
人生後半になると身体の健康と脳の健康が気になりますよね。わたくしもソーです。電車内で数独や脳トレをされているご年配のかたがたをみることがあります。
読書をしたり文章を書いたり、体操をしたり、脳に良いことをすると認知症予防になるのでしょうか?
大学教授でも認知症を発症するってどういうことなのでしょうか?
ボーっとしているより、脳を使わないよりは脳が健康な期間を延ばしてくれるようにはおもいます。
30年くらい前に、元大学教授が認知症を発症した、と聞いた時には少々驚きました。大学教授というと研究者です。
知の専門家であり脳をかなり鍛えていらしたような人。それでも、認知症になるのが人間なんだな、と。
新聞を読んだり本を読むと賢くなる、と言われているけれど、認知症に対抗できるほどの対策ではないかもしれない。と、そのときおもいました。
現代医学では脳こそ人間の本体、こころは脳に潜んでいる、というような捉え方がされています。まちがっていたらごめんなさい。
テーラワーダ仏教は”脳”をどのように捉えているのか?
初期仏教では脳は肝臓や肺臓などの臓器と同じような臓器の1つ、という捉え方をしています。脳にこころはないらしいのです。
ヴィパッサナー瞑想が認知症予防になる、と知ったのは最近です、わたくしは。かなり衝撃的でした。
絶対に嘘をつかない、厳格な戒律を守っている方がおっしゃることは、ふつうな雑談程度の、テスト中の見解でもなく核心。ホントなのです。
ある質問者にスマナサーラ長老が回答している書籍の一部が公開されています。「瞑想は認知症の予防になりますか?」
ヴィパッサナー瞑想はどなたでもすぐ始めることができます。最初は指導者から学ぶのが良いですけれど、youtube動画でも無料で学ぶことができます。
瞑想=自己観察すると、脳に新しい回路ができるようです。
何をするのか?
というと、自己観察。自分の体の動きやこころの動きを実況中継するのです。するとどんどんと集中力が高まります。(実際のわたくし実践してきて頭が良くなったと実感しています)
人間の脳は使っていない部分が多い。「いやいや100%使っています。」という研究者も最近いるようですけれど、初期仏教では、大脳の活動が原始脳によって制御されている、と考えられています。
原始脳(感情)の優位性を大脳(理性)の優位性に変換するためにヴィパッサナー瞑想が実践されます。ということは、瞑想しなければ大脳がホボ使われていないのでしょう。
理性的な人って確かに世間では多くありません。
知的な紳士であってもあるときに感情的になるのを見てきましたから・・・。
認知症予防の方法を真剣に探しているのであれば、ヴィパッサナー瞑想が効果がある、と申し上げます。
しっかりと調べて確認されてみると良いでしょう。
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