事故が起こらなければいいがな・・・大事故

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昭和の頃には駅のホームで電車を待っていると、レールをカンカン叩きながら点検している作業員を良く見かけたものです。当時の電車の車輪や装置周辺はきれいに拭かれていた。

レールも茶色いサビなんかなかった。改札には駅員さんがきっぷを切るために座っていました。当時はバスにも車掌さんがいてバスから降りる時に料金を支払っていました、思い出します?

その頃の電車にはエアコン付きはなくって扇風機が設置されていました。床は木製でワックスの臭いがしていました。つり革も本革でしたよね。

今のJRでも私鉄にももちろん整備する点検作業員の方々は日夜一生懸命にお仕事をされているから、安全に私も移動でき利用させて頂いています。

その一方で、異音や動作不具合の点検で一時停止する車両が増えている。この数年、点検停止が多い、気にかけているのは私だけでしょうか?

10年くらい前までは、こんなに点検のための停車はなかった。国鉄だったころは皆無だったと振り返ります。ハードの部分が日進月歩で技術は高まっているんでしょうから昔より断然優れている高性能な車両なのでしょう。

それにしても良く点検での停車が多すぎないか? なぜなのか?

ココからは私の当たらない推測に過ぎません。日常的な事前点検が回っているのか?ということ。回ていないから、微細な予兆、たとえば異音を検知したらその場で確認する、というマニュアルがあるのかもしれません。

デジタルデータがあるわけではないのですが、ホームに敷設されているレールにサビが目立つようになって20年くらい経つと感じています。車両の下回りも茶色いサビが放置されて久しい。申し訳程度に文字があるところだけ拭いているような車両を見かけることもあります。

仕事熱心な人が極端に減ったのだと推察します。

鉄道に限りません。昔は、担当の仕事以外の仕事に精を出す人が各所に必ずいました。ココまでが仕事だけれど、その先も気にかかるからやろうや・・という良識の人がいました。プライドを持っていた。

仕事人としての誇りがあった。普通のサラリーマンにも沢山いました。この10年ほどで、仕事人として誇りをもって役割に精を出する人々が減ったのだと推測します。

団塊世代(1947年(昭和22年)〜1949年(昭和24年)生まれ)の方々が会社を退職して10年余り。この変化と無縁ではないと私は考えています。

筋金の入ったような仕事人には、この団塊世代の世代以前の方々に多かったのだと思います。そして、戦後生まれでありながらも戦後の時代を生き抜かれた世代は、仕事に対価以外の誇りを持ち合わせている事が多かったのだと思うのです。

ちなみに、通勤電車などは、真ん中から2両目あたりの車両で、なるべく、車両の車輪の真上にいるようにする、と比較的生存率が高いソーですよ。

大事故に私が居合わせて被る可能性もあるんだろうな、と最近覚悟を決めている所です。今のままだとたぶん起きるでしょうね・・・。当たらない見当はずれな私の予測に過ぎません。で、済むのがいいんですが・・・。

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