年末年始に、「嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか?」を読んでいて、ブログ運営であったり起業の精神とプロ野球の競争社会=勝負の中の選手の葛藤や気持ちって共通したものがあるナ、と感じていました。
プロ野球のように、練習に練習を重ねて、ピッチャーなら対戦バッターの、バッターなら対戦ピッチャーの弱点を追求して追求して気づく。
という事と、ネットの大海原に、1本の釣り糸を垂らすようにしてブログを作成して、餌の種類やかけ方、竿の動かし方のように文章を書いてどのポイントで何を狙うのか?といった事でしのぎを削るネットで成功させてゆく挑戦は似ている。
というか、ブログ運営で成功するには、もっと、プロ野球のような世界から学び、これでもか!これでもか!と情熱をかけなければならない、と自分に言い聞かせました。
すると、毎日飲んでいた酒を止めて、平日は文章を書くと決めて、いまのところ続けています。朝も4:30に起床して、そこから、前日に準備したテーマでさっさと投稿しています。
プロ野球も落合博満さんも、この本を読むまでは、遠い世界であり、興味関心がなかった。子供の頃には草原の空き地で野球をしていた。
ジャイアンツの野球帽をかぶっていた。けれど、もう何十年間もテレビで見ない。年が明けてから読み終わって、その余韻も手伝って、野球の番組や動画を少し興味を持ってみる時があります。
落合博満さんが若手のバッターの質問に回答する、という動画。
27歳のホームランをそこそこ打てる若手選手に、落合さんはまず、バットの握り方から教えます。バットというのは、右手と左手の小指2本だけで握るんだそうです。そして他の指は軽く添える感じ。
そして、トスバッティングはしない。ボールは打たないのが落合さんのトレーニング法。
真っ暗な部屋でスイングする。
真っ暗な部屋でスイングするトレーニングは、誰もした事がないんではないでしょうか。
野球にもスポーツにも詳しくはない私ですが、体感、体の感覚だけで良いスイング、理想的なスイングを覚えるには、最高の方法のように思いました。
なぜならば、ごまかしがきかない。たぶん、しっかりと平衡感覚を、重心を、体重移動を意識して意識して集中していなければ、全く練習にはならないだろうと思うのです。
目に頼らずにソコは捨てる事で初めて、見えないからわかる体の感覚ってあるような気がします。
当時はボールが変更されて、バットで同じように飛距離が出なくなった。そうした話しは当時聞いたことがあります。
若手選手が、「ボールが飛ばなくなって・・・」というと、落合博満さんは、「それは言い訳。打ってる、ホームランが増えている選手がいる。」と一瞥します。
「飛ばなくなったと言うヤツは、ボールに逃げ込んだんだよ。」と落合博満さん。
たぶん、飛ばないボールであっても確実にヒットにしたりホームランにする事ができる技術がわかっているから確信をもって、ぶれずに本質で論破してみせた。
プロ野球選手になるには、ずば抜けた才能・体力・運が必要です。けれど、ブログで成功することは、才能もずば抜けた体力も運も必要ありません。
ネットがつながっているだけで、幸運中の幸運ですしね。
日々努力を重ね、継続して淡々と、人の為になる事を考えて調べて、喜んで頂く。
ひたすらバットを振り、自分のフォームを発見するようにして、自分の文章やデザインやらを発見してゆく。
継続すると、継続できると、ソレだけで、いやガオーにも読者数は増えてゆきます。
失敗ってないと思います、ブログ運営においては。成長速度に違いはあるでしょうけれど。止める事が失敗なだけです。
普通に良い記事を書いて公開し、書いては公開しを粛々と続ければ、続けさえすれば、読者が増えてチャンスは増えます。
落合博満さんは言います。
「これが俺の正解だというのはある。でも、他の選手に勧めたいとは思わない。体格も感覚も体力も違う。一人一人、違った体なのだから違った正解があっていいの。」
人まねを続けているだけではダメだ、という事はブログ運営でも同じです。自分の正解をひとりひとり探る必要があります。正解を発見すると大勝できるのです。
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