地震でも爆睡
2021年10月7日の23時前に関東地方でも大きく揺れた地震がありました。わたくしの家の地域の震度は4。ちょうど寝入った時間帯で全く気付きませんでした。
翌朝いつもより早く起床して風呂に入ってからテレビをつけると、埼玉県川口市でマンホールから水が吹き上がる映像と、横に字幕に「震度5強」という太字のテロップ。新宿では停電したらしい。
「いつの話しかな?過去の映像なんだよね・・」と目を凝らすと、昨夜の地震と判明。普段は寝ていてもとっさに感じ取り、揺れている間は起きていられるタイプ。
モードを早速切り替えて、電車の運行情報を探るとヤバい。いつもの通勤線が止まっている。「タクシーで1万3000円かけるか?自腹?」と考えたり。
テレビやネットの情報と駅の実際の情報にはタイムラグはあって、駅に到着すると大行列といった体験をこれまでしている。
幸い今朝はいつもより1時間早く起床した。ならば、その時間を有効活用しようと、いつもより30分以上はやく家を出る。
途中経路を変更して上野で下車して山手線。空いており座って出勤することができた。会社の最寄り駅へ到着したのは、いつもの7:50。
遅刻の言い訳
部内の先輩社員は、電車が動かずに出社できないと課長に連絡したという。それでも、いつもより早い時間から仕事をしている面々もいる。
地震になるとかなり忙しくなる仕事。引き継ぎ時効を聞きながら、始業の準備。9時からいつもの自分の席ではない卓で仕事をしていると1時間以上遅刻して出社してきた上司が現れた。
「もう駅構内が大混雑で電車は来ないしで、大変だったんですから・・・。」
実は、その上司は私のご近所。そのことを課長は知っているけれど、そのときに思い出していたのかはわからない。
早めに出勤する人といつもと同じ時刻に出勤する人がいる。色々と事情はある。ただし、昨夜の地震を知っていたら、明日の電車が遅れるあるいは動かないかもしれないと予測することは可能。
タイミングとエネルギー
常に全力投球するタイプの人は会社の役員などになる人だと思います。そうした上司もみてきました。でも、ゆったりと構えて物腰もソフトでありながら、仕事のできる人もいます。疲れていない。
わたくしのような平凡な人は、いつも全力投球していると、負ける時があるのを知っています。プロ野球の一流のピッチャーは、対戦打者の力量をしっかりと分析していて、限られた自分の体力を分散させて最適化して投球する。
6割のチカラで打ち取れる打者に、ムダに7割8割のエネルギーを使わない。
サラリーマンでもブログ運営でも、平凡な人は、常に全力投球しているとエネルギーは枯渇して、大事な場面で負けることはあるのだと思います。
優劣の劣な部分の仕事は60点程度で合格ラインは保っておく。優の部分、大事な勝負所ではエネルギーをため込んでおいて投入するべきです。
リタイア世代が楽しく生きてゆく、幸福を掴み幸福で居続けるには準備は必要だと思います。この先何がいつどのように起こるかはわかりません。
でも、適切な準備に向けたアイデアは現時点の世の中に少なからずちりばめらていると感じます。
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