嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか 3 鈴木忠平著

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野球と減点主義


「130球投げて1球失敗して点を取られたら、全部無駄じゃねーか」、と当時中日ドラゴンズ監督だった落合博満さんは、選手に言った。


ピッチャーとは、減点主義で評価される最たる職業だと思う。過程は評価の対象にならない。最初から最後まですべてが勝負。


もちろん、全ての過程は大事、一瞬たりとも気を抜けないのだから「過程は評価の対象にならない」というのは、過程の中に良い部分があれば少しは評価される、という事はないということ。


世の中には、過程を大事にしたい、と言う人がいる。私は聴いた覚えがある。目的に向かう過程の濃密度を上げたい、と考えている人はいる。結果よりもむしろ過程の中身が大事という考え方がある。


プロ野球のピッチャーは結果が全て。対戦中のある投球が、これまで投げた事の無いスピード球であっても、試合に勝ち勝利投手になる事があってこそであって、負けてはその価値は無い。


そして、たった1%未満のミスだけがクローズアップされ、選手の人生にのしかかる。99%の努力は1%で瓦解し意味をなくす。


昔私が勤めていた会社の上司に、左遷された人がいました。親会社のセンターの最高責任者をしていた彼は、何かのミスをして子会社に出向していたのです。


日本ではよくある減点主義と言うやつです。日本の企業が減点主義と言う事は、平成や令和の時代にあっては、古い体質として批判的に見ることも多くなっています。


なぜなら、新しいことを始める、試してみる機会を失わせることにつながるからです。
プロ野球における減点主義と、企業における減点主義は全く異質なものでしょう。


試しに投げた球が、ヒットされ、ホームランされて、失敗しても良い事をした、と言う人はいません。

ブログ運営に置き換えて考えます。
上手くいっていない日常は、失敗してるとは言わないが、失敗している。
上手くいかないことを、これまでと違う視点で考えると、何がどうだから失敗している、上手くいかない、と分かり出します。


ブログ運営では、ワンテーマで文章を継続して更新する必要が有ります。
全く読まれない、訪問者がいないまたはかなり少ない。これは、失敗しているのでなく、当たり前の現象です。


めげずに、あきらめず、継続更新すると、100記事当たりから再訪者を確認できるように変わります。
実直に、自分なりに試行錯誤し、進化させながら1年続けると、明らかな成長を実感出来るでしょう。

ブログ運営は根気と根性が大切です。

普通に、訪問者に喜ばれる記事を書き更新していれば、決して減点されることなく加点されるのがブログ運営の醍醐味。

継続していると、少しづつ成果が現れます。そして、そこからさらに続けられると、ある地点から段飛びで飛躍することがあります。

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