人生の幸福度 = 思考法 × 習慣
大学で初めて油絵を描き、美術館巡りが好きでした。社会人になってからも油絵を描いて渋谷で合同展覧会を開催したことがあります。
プログラミングの仕事を平日にして、休みにも部屋にこもり絵を描くこと。当初は、仕事ではない何かをして、人生を奪われている仕事に対抗するために大学でしてきたことを続けていた。
社会人2年目、外に出て絵を描くような、でもじっとしてはいない写真に興味を持ち、写真教室に通いだします。
ソコから10年後、写真店に就職。プログラミングの仕事はイヤでした。けれど、写真の仕事は、「こんなんで給料もらっていいの?」と思うほど、好きすぎて楽しすぎてうれしすぎて、ノーストレス。
幸福度=思考法×習慣の思考法とは、仕事に対する考え方のこと。やっぱり、好きな事得意な事で起業せよ!と大杉潤さんは言っています。
サラリーマンを終えて事業家になるメリット
事業家となるべくして起業するには、早いほうが良いと言われてきました。若い時は体力も気力もあり、人生で一番馬力のある時期に起業しなければ立ち上がらない、という考え方。
ところが、大杉潤さんは、サラリーマンで定年あるいは定年直前まで働いておくと厚生年金という老後資金が受け取れる分、最初から事業家であった人よりもメリットがある、というのです。
確かに、「ごもっとも!」と納得。
会社員として積み立てた、有利な厚生年金をもらながら、
終盤で国民年金にシフトして、さらなる年金の増額をねらい、
かつ、定年のない働き方をして、何歳まで働くか、自分で決める。
ベストな年金受給戦略とは?
公的年金を繰り下げ受給すると、受け取る年金額は増額されます。けれど、年金受給者の内、この繰り下げ受給をしているのは、たった1.5%しかいません。逆に繰り上げ受給しているひとが全体の20%います。
私の父も、定年の数年前に、これまでの経験を活かせない仕事をしていました。小さな不動産会社の1従業員や病院の受付など。
いつも家で愚痴っていました。そして、繰り上げで年金を受給していました。出世コースからはみ出した中高年は生きづらい。大杉潤さんが考え勧める年金受給戦略は以下の通り。
1.63歳から厚生年金の比例報酬部分を受け取る。
2.65歳から厚生年金のみを受け取る。基礎年金は受給を繰り下げる。
3.75歳から、184%に増額された基礎年金を受け取る。
ひとり起業で老後問題は解消する!
私の父や母、周辺のご老人をみていると、健康面に気を付けている人でも、概ね75歳が健康寿命の終点だと私は考えています。
肉体や知能は衰えるけれど、持病があっても、日常生活を普通の人同様にできる上限は75歳あたりだとみています。大杉潤さんも私の考え方に似ていてびっくり。
脱線しました、老後問題ですよね。老後資金不足額2,000万円問題。年金額では足りない老後生活で出てゆくお金。
月に換算すると55,000円が不足する。
ココの55,000円をひとり起業で稼ぐことは、そんなに難しいことではありません。パートやアルバイトでも稼げる金額。
ならば、事業として稼ぐ。本を読むのが好きな方なら読書した成果をブログにしてアドセンスで広告収入を得るという方法もあります。
文章を書くことが特にならば、電子書籍として販売しても良い。EC市場は拡大してゆく市場ですからアフィリエイトというのが最も安全で確実は方法だと私は思います。
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