将来不安を漫然と放置している場合じゃない。

読書とその周辺

いつも当ブログにご訪問頂きありがとうございます。物価高と言われることが多くなりました。みなさんいかがお過ごしですか?

わたくしは、すこし高いと感じることがある程度、サロン通いを減らすだけで物価高に対応できるので、あまり気になりません。

最近は、藤野英人さんの対談に出演している方を調べたり、そのかたの本を読んだりしています。スルガ銀行の元社外取締役であった成毛眞さんのご著書もその1つ。

スルガ銀行の一連の事件に関するコメントが氏から発せられていないのが残念ですが、藤野英人さんが対談者として選ばれた人ということで1読させて頂きました。

2040年の未来を予測していまから適切に対応しておこう、ということ。(現実的には未来を正確に予測することは誰にもできない、という前提を踏まえて読んでいます)

世の中の大きな流れに関する知見で未来を予測している内容ばかりで、あまり個人が対応する上では役に立つ内容ではないかも。

だからひとりのわたくしはどうすればいいのか? という視点がなく、将来不安を煽っている程度だからです。

個人的には、年金の現状(すでに知っていますよねほとんどのかたがたが)、生保はありかなしか、資産形成はインデックスファンド、ハザードマップをしっかり見る、水問題。この5点だけが読んで有意義だろうという感想。

年金・生保・ハザードマップについてはわかっていて個人的には放置してきていないので、資産形成の仕方と水資源枯渇の2点だけをしっかり対策するというポイントで読みました。

1点、核融合炉なるものは本著で初めて知りました。べらぼうに研究開発費がかかって、管理維持費用も相当莫大になるんでしょう。著者は言っていませんが・・・。

原発よりも放射能が低く収まるといっても、運用資金、コストが高くつくのであれば無謀。お金を駄々洩れさせる利権の匂いがプンプンしますねわたくしには。

世界の潮流は太陽光発電であり、電気自動車とワンセットで開発が進んでいます。電池生産技術では日本がトップだったのは過去の話し。他国に抜かれている最中。

コーした世界の潮流をわかっているから、日本国内には充電施設が整備されていないのだとわたくしは考えてます。

海外の電気自動車が充電できない不便さで売れなくて済む。そのかわりに水素エンジン車を作っていくというシナリオがあるんでしょう。

村沢 義久さんの「日本車敗北」を読むと、直近の蓄電池技術の世界の開発の流れがわかります。

成毛さんはご存じないことはないでしょう。読書家って知見の高みです。ホントに知らないとするとヤバイ。

藤野英人さんはアクテイブファンドの方ですけれど、成毛さんは本著では「資産形成はインデックスファンド」といいながら、Twitterではひふみ投信一択とも言っているんだそうです。

成毛眞さんは本読みと言われている。同時に10冊以上を読むべし!という読書家。本著の参考文献で紹介されている本は4冊。WEBは4サイト。雑誌新聞が20記事。

270ページの本書で参考にした本が4冊のみであることが私には不可解。わたくしでも1日で読める程度の参考文献だからです。400冊くらいの参考文献を期待していたのです。掲載誌面の都合なんでしょうけれども。

外資が日本の水資源を牛耳ろうとしていることはテレビでもニュースになっています。安いまたは無料の水利用って放置されている山村にならある、今まだある。個人投資のねらい目かもしれません。

個人の投資対象は常識的には土地と家屋だけれど、今後を見越して付近の水源地が投資対象に変わるでしょうか。法律的にどうなのか知りませんけれど。

年金制度は社会保障制度の1つです。

わたくしの個人的見解ですが、社会保障制度は高度経済成長期に農村から働き手を都市部や工場に向かわせるための飴としてできたものです。

すでにその役割は終わったので、制度が無くても良い。労働者にとってはたまったものではなけれど、国ってそんな程度にしか思っていないんではないでしょうかね。

家族で個人事業主として生きてきた農村の大家族制度に戻らないのであれば、自分で年金相当のしくみをつくる以外に老後をしあわせにする手立てってあるんでしょうかね。

年金制度にぶら下がって、他の手立てに手をださないから、将来不安は消えないのです。

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