攻めまくる人生

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徳島市長現職の内藤佐和子さんのことをもう少し。前回から読まれるとわかりやすいです。難病徳島市長がリコールされようとしている件

内藤佐和子さんは、おばあさんの断っての願いを受けて東大受験をしています。元々は慶応の法学部に入学して弁護士になりたかった。

祖母の願いを優先して東大の文科三類に合格。本意ではない、おばあさんの願いを叶えたのちに、弁護士への夢を追って、東大法学部を再受験して東大に入学し直しています。

するとまもなく、多発性硬化症という難病を患います。多発性硬化症という病気は、ストレスがかかると悪化する。

弁護士になると、多大なストレスを得ることになる。悩みに悩んだ末に、内藤佐和子さんは弁護士になることを諦めました。

内藤佐和子さんは、

私たちは、今あるものをなくすときになって、

初めてその大事さがよくわかるというけれど、

そのとおりだった。

と本書で言います。そして、難病によっていつ体に異変が起こるとも限らない体調で、どんどんと人生を攻めまくる。

インターンとして中国のビジネスコンテストの視察に行き、ハリウッド映画の投資をしているある社長に気に入られて「ワーナーブラザーズ」という映画に出演。その時には、VOGUEのカメラマンに撮影してもらう。

この他にも、生まれ故郷の徳島県の「徳島活性化コンテスト」を知事と一緒に行う。SNSの初期には、GREE主催のアクセスランキングのコンテストで一位を獲得。

さらには、ビジネスコンテスト「TRIGGER」で優勝し賞金100万円を獲得している。

東大生になって再受験して東大に合格し、難病となってからも興味のあることをとことんしている生き方にただただ脱帽するしかありません。

内藤佐和子さんは、この10年程前から地元の徳島に帰りボランティアやテレビのコメンテーターをされて、そこから徳島市長になられています。詳細はいまの私は知りません。

リコールされるかもしれない時に、難病があって忙しい徳島市長の内藤佐和子さんは、なぜ?街録にでようとオファーを受託したのか?

街録では、「面白そうだったから・・・」と冒頭で、感想を述べているけれど、難病患者の存在を一人でも多くの人に知って欲しいと思ったからなのではないか?

とわたくしは感じます。

ちなみに、2022年3月24日。徳島市長の内藤佐和子市長に向けられたリコールの署名は、選管審査の結果、必要数に満たないという結果となりました。

内藤佐和子市長は、街録で言っていましたけれど、事実の歪曲や勝手な捏造解釈をさも事実であるかのようにして非難・反対することに対して「民主主義ってなんなんだろうか?」と訴えるように、しかし、たんたんと語られていました。

わたくしは、「良くある話しだよな・・」と聞いていました。マスメディアの印象操作は日常茶飯事で、私にはホボすぐわかります。事実を知っているからわかる、ということが私の場合は多いです。

内藤佐和子市長は市長職を2期8年続けたいとおっしゃっています。ある一定の成果を出すために2期は必要というのです。ただし、政治家を続ける気持ちはないと言います。

難病で突然に失明することもあり、歩けなくなることもある。

何という人なんでしょうか?

生まれ故郷の街を良くし、市民の意見が通る市政にしたいというのです。

話しが変わります。

難病患者は200人に1人いて、仕事をしていたり、通院したりしながら、私の、そしてあなたの近くにいます。

治らない病を得ながら、薬の副作用に耐えながら、普通ではない生活を普通に送っている。で、考えました。

新型コロナのワクチンは、新種の難病という新型コロナのワクチンです。それは、1年半程度で開発されました。ヨネ?

多くの資金と国々の連携、世界の研究機関や大学の専門家が1つのターゲットに向かうと、こんなに早く治療薬ではないけれど、ワクチンはできたのですよね。

ならば、新型コロナワクチン開発と似た振る舞い方をすると、1つ1つの難病の治療法・薬であったり緩和薬といったものは、人類の英知によって解決できる、駒は有る、ということになるのだと思うのです。

難病が難しくって難易度が高いから治らないんではありません。たぶん。

この私の仮説がある程度正しいとすると、

いまだに難病が難病であり続けることは、ただ、やろうとしていない。それだけだ、ということになります。(すでに難病治療に向けて活動されている方々にとっては気分を害する表現ですが、知らない方々に向けて書かせて頂いております、悪しからず)

フォーカスし1点に集中できない事情があるからできないだけ。とも言えるでしょう。

超えるハードルは低くありませんけれど、すでに、この人類によって1つ1つの難病を緩和する薬であったり治療薬というものは開発できる。のではないでしょうか?

新型コロナワクチンの開発ノウハウをどこかで公表し情報共有し、お金が集まると、難病の1つ1つに向けた開発は、グッと前進できるのだと思うのです。

そんなことの為に、弱い、苦しい人々のために、元気なみんながよってたかって智慧を絞る。本来の世の中というものは、そのようなものだと思うのです。

確かな専門家の中には、「日本はワクチン開発できる国ではない。」という人がいます。キューバで出来て日本でできない理由はあるのでしょう。

けれど、どんな難病でも治療薬開発を最先端で行う国。

という国があったとすると、国家防衛戦略になる、のです。

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