歯周病はすぐに治しなさい 森永宏喜著

健康法

リタイヤ前に健康法についてしっかり知っておくことは重要です。歯のこと知ってますか?

お口のケアができていないと老け込む

CMでも口腔ケアに関するものは多い。虫歯や歯周病の菌が人体に悪影響だということも知っている。

けれど、歯磨きはメンドくさい。歯磨きせずに寝ることもしばしば。

リタイア目前に歯の本を読んで調べると、かなり歯が老後にとって生命線であるとわかった。菌やヨゴレを放置した口はケツの穴より汚いらしい。

ケツの穴より汚いところから食べ物を入れても、その食べ物は汚染化しているだろう。毎日汚染物質を体に入れていれば老化も早まるのは当たり前。

歯周病が招く動脈硬化心筋梗塞

著者の森永医師は、東日本大震災発生直後から被災地に行き、避難所近くの集会場で口腔内チェックや指導支援物資の調達や配布以来、歯科関係者からの情報収集等の活動を仲間と一緒に行っています。


被災してまたは非常事態になると口の中の事は2の次3の次になってしまう事は珍しくありません。口の中の衛生状態が低下すると高齢者にとっては誤嚥性肺炎のリスクが高まります。

歯周病による炎症が発生すると防御システムとして生理活性物質が体内に発生し増えます。その生理活性物質の中には活性酸素があり老化現象の原因。

歯周病により増殖した菌はやがて、動脈硬化を引き起こし心筋梗塞や脳梗塞を招くこともあります。

認知症は口の炎症が脳に移ったのかも

炎症が起こると、人間の体は修復しようと活動します。炎症が繰り返されると、細胞の死滅と増殖は繰り返されてガンのリスクも高まります。

歯周病の病床に開いた血管から毒素が全身に入り込み、その炎症を修復するためにコレステロールが集まってき免疫細胞は活性酸素を出して筋を破壊しようとします。


毒素が吸収されたマクロファージの死骸が血管の内側に溜まりそれが血栓となって心筋梗塞や脳梗塞を招くのです。

歯の炎症を放置して良いことはありません。

歯磨きのベストタイミング

口腔ケアは1日何回どのタイミングで行えば良いのでしょうか?


歯垢ができるリスクが高いのは寝ている間です。そして口腔ケアで1番大事な事は、ご自分に合った歯ブラシや方法で歯垢をきれいに取り除くことです。


寝る前の歯磨きは必ずやっておくべきタイミングです。この時歯間ブラシを習慣にしていると5歳は若返ると森永医師は言うのです。

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