JR山手線大塚駅の改札口を出て左、北口から徒歩1分の駅チカに、元ダンサーのセラピストさんの個人サロン、サロンルポ(Salon Repos)はあります。 【本記事はアフィリエイト・プロモーションを含みます】
何が独自なのか?良くわからないけれど、ついウトウトして寝てしまう。「実は、オレ、寝不足だった?」と気づかせてくれたそんなサロンでした。
趣き風情のある雑居ビル”大塚シャトレーコート”の5階、華やかさのない外扉は隠れ家のようで控えめな表札。最近のサロン訪問のコンセプトは、経験豊富で確かな技術のサロン巡りと決めています。
なぜ?大塚のサロンルポ(Salon Repos)さんを訪問しようとしたのか?
というと、バレエダンサーをされていた方の身体に関する考え方はスポーツや運動をした事のないセラピストのサロンとコンセプトが違うハズ、と思ったから。
お若いセラピスト、岩田さんはマスクでお顔は良くわからないけれど、色白で繊細なおとなしい方でした。(写真は後日連絡させて頂きご提供頂きました)
室内の装飾・絵画・ソファーの基調は欧米風。絵画はアフリカのようなアジア的な雰囲気があるけれど、お知り合いの日本人の作品。
わたくしはどのサロンでもかなり会話をするけれど、ベッドに寝て施術を開始した瞬間、「ここでは話しをせずに身を任せよう・・」と直感しました。理由はわからないけれど、瞬間でソー感じました。
程なくして寝ている。
長患いの坐骨神経痛を告げているので、臀部のマッサージ。骨盤左右のツボへの施技は探り当てることなくダイレクトで的確。
ふくらはぎは、これまでにない痛みが発見されていてほぐされている。ほどなくしてまた寝ている。
サロンルポ(Salon Repos)さん訪問前に、身体の動きと負担の有り様を知っていて、身体や心に対する深みのある考え方があるだろうな、という予感がありました。
プロのアスリートやサッカー選手、野球選手には専属のトレーナーがいるけれど、元選手だった人が施術する側に回っている。面白い、と思った。
勝負の世界で戦う人々は、体のメンテナンスを、武装や武器を手入れするような戦闘的な備えとしているのでしょうか?
仕事のパフォーマンスを最大化するためには、どの時点でどのように無理をし、どの時点では休ませる、といった計画性のようなものがあるに違いありません。話しを戻しますね。
自分の身体ばかりに気を使ってきた人が、競技を離れて、今度は他人のコンディションを感じ取る。サロンのセラピストになることと競技者であることのエネルギーの向き合わせのベクトルは真逆。
こうした珍しさだけでなく、気になって予約しようとするといつもサロンルポ(Salon Repos)さんは予約でいっぱいでした。
ホボ寝てしまっていたけれど、意識のある時間で感じ取れたことは、独自色の感じ取れない、でもさりげない独自な施術であり、どこかが深い。すぐには「こんな施術でしたよ・・」と感じ取れる施術ではない。
気づくと起き、そしてほどなくして寝てしまう。いつのまにか催眠術師に催眠を掛けられるようにして寝ている。強さと柔らかさの2つのマッサージを使い分けているのだと感じました。
セラピストには2種類あります。才能のある人と才能がない人。
才能のある人には上限がありません。進化の上限がない。才能がない人はうまいし効くけれど、感性が足りないから深みへアクセスできない。どこかが足りないと感ずく。
サロンルポ(Salon Repos)のオーナーセラピストの岩田さんには感性を感ずる。気持ちが集中していないと育まれない施術。気づかせようとあえてしない控えめさ、しとやかさ。さりげなさが心地よい。
ご無沙汰ぎみですが、必ず再訪したいサロンの1つです。
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