西川口駅西口、ロータリーの右側の三菱UFJ銀行の角を右、最初の交差点を右。線路沿いに歩くと20Mほど、そこに至上最高の蕎麦、絶品の稲廼屋さんがあります。
不定期でお休みしているけれど、西川口駅のホームから営業しているかを知る裏技がある。西川口駅のホームの大宮寄りから稲廼屋さんを覗いて、入口右上のライトが点灯していると営業中なのです。
大宮側の車両3両目あたりから大宮寄りの車両に乗ると、ホームに降りずに確認できます。
実は、年越しそばを食べようと、昨年の師走に足を運んでいます。もちろん営業中だったんですが、非常に混んでいました。なので合えなく退散。
地元の常連さんなのでしょうか?
2席のテーブルに向い合せで座っていたりの大繁盛。今までで最も混んでいました。そこで、待ってでも食べる、ということは致しません。
なぜか?
並んででも食べたい、という気持ちがないわけじゃ~ない。大好き。でも、作法というか習慣として、空いてる場合にだけその店に入る、という鉄則が私にはあります。
神社のおみくじを引くような感じで、飲食店を利用します。
「空いていないということは、今日はこの店に呼ばれていないんだな、じゃ~次・・・」と切り替えが早い。
こうした切り替えを習慣にしていますから、未練はなし。
だからといってあきらめが良いわけでもなし。
再チャレンジをしまくりました。4、5回は、用事の無い西川口駅に降りて、ただ稲廼屋さんの蕎麦だけのために、店先まで歩を進め、「満員だぁ・・・」ということを繰り返してきました。
そして先月の誕生日は平日、有給休暇をもらって、「やっぱ稲廼屋でしょう!」ということで行ってみました。、やっと、私だけの貸し切り状態の稲廼屋で蕎麦を食すことができたのでした。
瓶ビール、もつ煮込み、キュウリ、ニンニク、蕎麦割、ざるそばで3,780円。すべてが美味しく頂きました。
気取り過ぎていない、敷居が低い。注文してすぐに来ないけれど、遅くはない。待てる。待っていられる。少し待ち遠しい感じが良い。
蕎麦つゆの甘さ辛さ濃さがとにかくちょうどよい。濃すぎない、甘すぎない、塩辛すぎない。
定休日は月曜日で、さらに別な日が不定休なのがまた良い。商売っ気がない、マイペースなお店。
ちょっと、他の店にはゆきたくない。
そば通によっては好みはあると思います。穴場を発見する、というコンセプトであれば、あなたにとってもきっと、至上最高の蕎麦屋です。
また、くじを引くような感じで、西川口の稲廼屋さんに足を運びたい。平日が空いている事が多いようです。
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