マッサージエステは穴場
これまで全く知らなかった船ケ山哲さんが気になって4冊ほどまとめて読んでみました。本題から明言したり説明はないけれど、よく「エステ」というキーワードが本の中で出てきます。
エステで起業された成功事例も紹介されているけれど、様々な業態の1例として取り上げられている程度。
でも、文脈からはみ出したように突然のたとえ、隠喩のようにして使いまわされているキーワードはエステです。
コロナ渦。テレビニュースなのでも感染予防対策の1例でマッサージ店が取りあげられていたのを見たけれど、アーいったイメージではないエステ。
廃業する店のある一方で好調・盛況なお店は確かにある。おひとり様は癒しと健康と非日常のリラックスを追い求める。
今後の需要はかなり高いハズ。
半年前の売れ筋の穴をねらう
船ケ山哲さん の書籍には具体的な直球の球筋がわからない。出して良い部分を工夫して開陳してますけど、核のポイントは良くわからない。
カウンセリングの導線として書籍が位置付けられている。
それでも、為になる部分は少なくはありません。
ブログを開設したりラインやツイッターで人気商品を売る。
たとえば、ランドセル。
店で買うのは春先前。でもネットで売れる時期は前の年の11月。お孫さんにプレゼントする祖父母が購入するのは11月。
こうした季節の波を知っておく。自分がプレゼントする祖父母になった気分で不満点・不足点を批評家気分で洗い出す。
そこにブームが去ったあとの「おこぼれ頂戴ビジネス」が生まれます。
1億円なら臆せず1,000万使う
私は1億欲しいとは思わない。事業拡大したい気分がわからない。いわゆる流行の「上昇思考」はありません、昔から。
コスパ命でもありません。
事業規模と投資の重みとして、「1億なら1,000万」というのはわかる気がする。先行投資ってリターンの保がない賭け。
事業を回してゆくためには最低1割のお金を使う。100万なら10万はいりません、無料で可能。でも、1億は違うんでしょうね。
上昇志向の方はどうぞ!
簡単な1歩から始める
1.自分が旗をあげるテーマを決める。
2.同じ規模のライバルを探す。
3.ライバルが扱う価格帯を知る。
4.狙うお客様を明確にする。
5.仕入れず、テスト販売する。
船ケ山哲さんは月50万円会社を辞めずに収入を増やすために、この5つのステップを必ずやれ!と言います。
わたくしは写真が趣味だったり絵画が好き。好きな分野であれば、楽しくこの5つのステップを踏むことはできるでしょう。
興味がなく、お金が目的になると成功することもあるけれど、途中で棄権するハメになるものです。この5つのステップで決定的に足りないことが1つあります。
独自の価値観。
自分にしかわかっていない価値や思想性といったものがないと真似されていつしか終息する。
儲かるからこの商品を扱おう。
という発想には価値観も思想性もありません。
こうしたことを散々してきた日本人はある意味では自分が嫌いです。
世の中を突き抜けるような、自分にしかわかっていない価値。
大げさでも大上段でもない。実はシンプルだ、ということです。
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