AIを使い倒そう!
野口悠紀雄さんは、元官僚の経済学者。既成概念や常識から抜け出して真っ当な新しい世界を育もうとされている稀な学者だと私は思います。
本著でもまた、テクロノジーの進化に人が最適化する便利な方法を語ってくれている。実は、スマフォが2021年にこんな形で消費者に受け入れられ、パソコンより身近になると予測していた人を知らない。
Google検索して調べる場合、ほとんどの人は文字を入力している。なぜならば、職場や学校でキーボードを使うことが盲目的に習慣化されているからだ。
Googleの音声からの文字変換の進化はすさまじい。スマフォの音声からの文字変換も驚くほど精度が高いことをご存じだろうか?
音声入力が常識化されると、体の疲労感もグッと減ることは間違いない。リタイア間際からブロガーを目指すならば、音声機能をフル活用するのが賢い。
した事が無いことを習慣化する
野口悠紀雄氏はメールの下書きをスマフォに語りとっておく。電車の時刻表も音声で検索する。80歳の学者であれば、すでに世間から評価され一生安泰に生きてゆける。
なぜ?そこまでしてテクノロジーを生活に生かしたがるのだろう?
Aiの技術に感動したからなのだと思う。「間に合った!」進化した時代に生きられていること、そして、十二分に満喫したいのだろう。
慣れない事と慣れている事。
年をとると、どうしてもしてきたことで落ち着きたい。
初めてすると、もたつく。できないこともある。追いつかないとイライラするしストレスも溜まる。そうしたことがイヤなのだ。
頭を柔軟に
何が正しくて、何が間違っている、ということはどこにもないし何もない。
海岸の浜辺で、打ち寄せる波は正しく、引く波は間違っている、ということがないこととおんなじ。
写真店で働いていた時、お客さんにこんな二人がいた。
一人は、手作りのカメラレンズは、機械で作るレンズよりも性能が高い。その方は趣味でカメラの名機を持参してお店で自慢されていた。
もう一人の方は機械系のお仕事をされている方。最新機種のカメラ性能がいかに優れているかを私に滔々と説明が止まらない。
どちらが正しく、どちらかが間違っているとは思わなかった。
でも、ネットを駆使して稼ぐなら必要なことはある。
固まろうとする脳を柔らかくする。
全く新しい、これまでなかった便利なツールを面白がるといつの間にか、わずらわしさは消えてなくなっていると思う。
情報の取り方
自然の流れには結果、逆らえない。人類の流れも同じだと思う。その流れが意味することはどうでも良い。
犯罪や悪事とは真逆のベクトルで流れに乗りその流れになじめば、時流に乗れる。悪事蔓延る世の中で、テクノロジーを使って賢く幸せに生きる術はあるに違いない。人は人、自分は自分。
一人で世の中を良くしようとは考えなくて良い。
良識と品性を携えながら、人の役立つことや楽しいことを発信する。
最近特に感じることは、旧来のメディアの内容が揮わない、面白くない点。新進のフラット(水平思考的で市場的)な情報発信には、くだらないものも多いけれど、良識と品性を携え、格別で面白いと感ずるものもわずかにある。
水平思考的で世界市場的な内容。
その価値観が普遍的だとは思わないが、当面の時流になってゆくだろう。
ならば、とりに行く情報は、そちら側にしかない。
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