NECさんから特別にノートパソコンの実機をお貸し頂き、2週間使ってみた感想を6つのポイントでまとめました。今回は、LAVIE Direct N15(R)で2020年より発売されているものです。【本記事はアフィリエイト・プロモーションを含みます】
NEC LAVIE Direct N15(R) はシャープでクールなデザイン
NEC LAVIE Direct N15は、2021年12月現在、家電量販店で主力製品として店頭に並んでいる機種の1つです。
NEC LAVIE Direct N15を一言で表現すると、ゲーマーほどのヘビーユーザーではないけれど、こだわりたい部分は十分にカスタマイズしたい、という人に選んで欲しいパソコンです。
LAVIE Direct NS(R)との違いな何なのか?
液晶画面が光沢、キーボードのキー形状、カスタマイズのバリエーションという3つ。ザックリ言うとホボ同じ。後程詳しく比較してみます。
デザインはシャープで光沢感のあるスタイルです。15.6インチワイドでビジネス仕様前提のクール感があります。
副業でパソコンを購入したい方にとって、1台目の選択枝として良いパソコンです。シャットダウン、電源OFFからの立ち上がりが頗る速いので、本業が忙しい人が短時間で副業する上で強い味方になるでしょう。
LAVIE Direct N15(R)を NS(R) と比較してみる
以前評価させて頂いている LAVIE Direct NS(R)と N15(R)に使い勝手に関する明確な違いはありません。
LAVIE Direct NS の「S」の意味は、スタンダード(Standard)なので、メーカ目線を想像すると、NSから派生し進化した形態の機種がN15なのでしょう。
けれど、ホボ同時期に販売されているので性能面もホボ違いは無い、と2022年1月現在であれば、言って良いと私は思います。
なるべく最新版が良いという志向のある人にはN15をお勧めたい。最新機種へのこだわりが無く、若干最新機種から遅れているけれどその分お得に購入したい人にはNSが良いでしょう。
私は、型落ち大好き人間です。最新機種が販売されていても、似た程度の少し古めの型を選びます。
液晶テレビも2世代前くらいのスペックのものをかなり安めで購入してきたし、自分使いに限ると、パソコンにも頑固なこだわりはあまりありません。
コスパ重視志向の人ならば、NSの割引率の高いキャンペーンに乗っからない手はないと思います。
LAVIE Direct N15(R)を NS(R) の違いはどこ?
使用感に違いはありませんが、メーカーが異なる名称で売り出しているので違いが無いわけでもありません。スタンダードなLAVIE Direct NS(R)と後継機種のNEC LAVIE Direct N15(R)との 違いはどこにあるのか?
結論としては、ある条件下での起動時間、バッテリー駆動時間(N15(R)は6.1時間で2時間以上短いです。)と光沢画面(N15(R))と半光沢画面(NS(R))以外に大きな違いはありません。
小さい違いがあるとすればデザインとスピーカー音、タッチパッドの滑り感にキーボードのボタンの形くらいです。(”小さい”という感覚は個人差があるので個人的な感想とさせて頂きます)
個人的な趣味で評価すると、デザインはシャープなN15(R)が良く、タッチパッドも滑りの良いN15(R)が良く、1回のフル充電で9.6時間駆動できるNS(R)が良く、スピーカー音は若干大きいNS(R)が良いと思います。2勝2敗の五分(ごぶ)。
主な相違点 | LAVIE Direct NAVE N15(R) | LAVIE Direct NAVE NS(R) |
デザイン | シャープ | 丸みがある |
タッチパッド | なめらか | 滑らない |
バッテリーゼロからの起動時間 | 10秒 | 3分 |
画面タイプ | 光沢 | 半光沢 |
スピーカ音 | 少し小さい | 標準的 |
バッテリー駆動時間 | 6.1時間程度 | 9.2時間程度 |
この2つの機種のみで比較した場合に限り、型落ち大好きである私ですが、N15(R)を選ぶでしょうか。デザインとタッチパッドが私の場合の選ぶポイントになります。
私は汗かきで指がウエットです。それでもNEC LAVIE Direct N15(R)のタッチパッドは問題なく使用できました。
N15(R)もNS(R)でもCPUはAMD Ryzen™、COREi5あるいはCOREi7を選択できます。ストレージも最大2TBを選択可能。パソコン初心者であれば、世代の新しいCOREi5で十分です。
NECさんはN15(R)を”カスタマイズ豊富”と声高に言っているように聞こえるので、どの場合ならココをこうできる、という自由度がN15(R)の方があるのかもしれません。
N15(R)とNS(R)の比較を続けます。キーの1つ1つのしっかりとした作りは同じ。強く打った場合の音も同様に静かです。
スピーカーからの音の大きさは N15(R)の方が小さい印象が私にはありました。最大音量にして”小さいかな?”と感じました。
液晶画面はNS(R)は半光沢画面でN15(R)は光沢画面。半光沢は目にやさしく、光沢画面は写真などの映像がクリアに見やすいです。
トップ(天板)は丸みがあるのがNS(R)でN15(R)は平でフラット。NS(R)には温かみというか柔らかさがあるデザインで、N15(R)はインテリジェンスビルのビジネスシーンにマッチするセンスを感じます。(個人的な感想です)
ブルーレイディスク(Blu-ray Disc)は右側にあり同じです。外部インターフェース(USBポートなど)も同じ。
USBポートが多いと良い場合があります。メーカーは推奨していないかもしれませんが、type-cは300円程度からUSB返還ケーブルが販売されていますし、多数のポートが欲しいならマルチ返還ケーブルが販売されています。
WindowsOSも10から11ヘカスタマイズできる点も同じ。起動時間・接続・動画再生能力・文字変換記憶力など2機種ともにノーストレスなパソコンです。
私は普段使いで WindowsOS11を使ったことがありませんが、裏側で動いているソフトであり、2週間使用してみて、10でも11でも大きな違いはありません。(個人的な感想です)
Windowsの起動時のサインインで顔認証できる機能が WindowsOS11 に搭載されています。一人暮らしであれば顔認証は必要ありません。複数の人が1つのパソコンを使用する場合に必要性の高まる機能です。
価格はカスタマイズによって変わります。ノートパソコンはストレージと本体が一体なので、パソコンが故障すると保存してきた写真やテキストなどが使えなくなります。
個人的にはクラウドサービスでのデータ保存は極力使いたくないので、ハードディスクを外付けで使っています。外付けでストレージを購入すればパソコンを買い変えても接続して写真やテキストなどのデータを使えます。
接続する手間や保存速度の長さを受け入れた、こうした考え方であれば、パソコンのストレージを増設する必要はありません。データ保存方法は豊富にあります。どのような保存方法にも欠点と利点はあります。
パソコンを長年使用しているとその人個人の使い勝手の良さ悪さがわかってくることでしょう。けれど、短期間ですぐに不満点が複数出るような事がないように、当記事を書かせて頂いています。
予算は人によって異なります。
絶対に失敗したくないのであれば最低でも10万円以上、稼ぐ道具とするならば15万円以上の価格帯の機種を選ぶべきです。
とは言っても、それでは高すぎる、という人もいるでしょう。同一機種でも価格下落はあり、クーポンで割安で購入できる場合もあるので、じっくり調べてみてください。
今回NEC様よりお借りした NEC LAVIE Direct N15(R)はカスタマイズモデルです。仕様は、AMD Ryzen™ 7搭載、Windows 11 Home、標準ソフトウエアパック、15.6型ワイド スーパーシャインビューLED液晶、メモリ12MB、256GB HDD、ブルーレイディスクドライブ、マウスなし、1年保証。価格は販売店により変わりますが16万円程度です。
インストールOS | Windows 11 Home 64ビット |
キャッシュメモリ | 12MB |
メインメモリ | 8GB(DDR4 SDRAM/オンボード4GB+SO-DIMM 4GB、PC4-17000対応、デュアルチャネル対応)/8GB |
ディスプレイ | 15.6型ワイド スーパーシャインビューLED液晶 、接続:HDMI出力端子×1 |
USBポート | USB 3.0×2 USB 3.0(Type-C)×1 |
グラフィックスプロセッサ | インテルR UHD グラフィックス 610(プロセッサーに内蔵) |
バッテリ駆動時間(JEITA測定法 Ver.2.0) | 約6.1時間 |
バッテリ充電時間(電源ON時/OFF時) | 約2.7時間/約2.7時間 |
Webカメラ/マイク | HD解像度(720p)対応カメラ(プライバシーシャッター付き)、有効画素数92万画素/モノラルマイク内蔵 |
本体(内蔵バッテリパック含む) | 約2.2kg |
カスタマイズ後のメモリ増設はできません。もっと詳しく知りたい方は、公式ページの
を参照してみてくださいね。カスタマイズを変更すると、9~10万円台に価格が安くなりますよ。
重さとキーボード
NECさんの公式サイトで公開している仕様内容によると本体の質量が2.2kg。私が計測した重さはアダプターの乗せてジャスト2.0㎏でした。
画面は液晶光沢画面で15インチワイドです。フレーム部分が狭く大きな画面。半光沢画面のパソコンを普段使いした事はなく、光沢画面は普通に感じます。リンドリカル構造のキーボード
配送されてきた LAVIE Direct N15(R)を梱包から取り出して、フラットで薄い印象がありました。
シリンドリカル構造のキーボードは、キーに中心が若干くぼんだ形です。2週間程度使用してみても、これまでのキータッチとの違いを実感することはできませんでした。
キーの並びは2.2mmで、ソフトタッチでは滑るようになめらか、強打してもカチャカチャとうるさくない。跳ね返す力が強く速い。
ヘッドフォン前提のオーディオ機能
スピーカー音は硬質でメタリック感があります。(個人的で趣味的な感想ではあります。)
NS(R)と比較して、N15(R)の最大音量でも小さく音が聞こえる理由を私なりに調べてみました。スピーカーは、キーボード本体側面下側に2つ。NS(R)は角にありました。ココの違いで、若干音の波動が広がらないのだと思います。
ヘッドフォンなどを接続するとオーディオ同様の高音質です。人の声や楽器のキーボードの音色やゲームの背景音楽などであれば不自然さのないスピーカです。
タッチパッド表面は汗症の指でも滑りが良くノーストレスで使用できます。
バッテリーと起動の連動性能の実験をしました。バッテリーが完全に無くなった状態で、ACアダプターを接続して即起動してみました。10秒で立ち上がりにました。
価格以上の品質と国内工場製造という安心感
私はスマフォにもgoogleのChromeを使用してパソコンとの同期を取っています。 googleChromeで複数の画面を開くと、メモリーが4GBでは足りなくなる事があります。
その点、メモリーが8GBある NEC LAVIE Direct N15(R) であれば、作業効率優先で複数画面を立ち上げて利用することができます。
中年から高齢のユーザーにとって推奨されている画面の解像度はHD解像度(1280×720ドット) と言われています。 LAVIE Direct N15 (R)は、フルHDの液晶、最大解像度は1366×768ドットなので見やすい画面という事ができます。
キーボードは、高耐久性UVコーティング、印字が消えない仕様です。 LAVIE Direct NS(R) は、キーボードにこだわりぬいて、長期に渡る使用感を大事に作られているのだと思います。
LAVIE Direct N15(R) は全開角が若干少ないです。ホボ140°といったところでしょうか。
はassembled in japan(日本国内組立)です。日本国内の工場で組み立てているので品質管理はトップ級と言えます。
製造工場では、製品の品質を高めるノウハウが必ずあります。アメリカゆかりの品質管理の手法は日本で発達し、日本国内で育まれた手法はKAIZEN(改善)という名で世界の工場で利用されています。
そのKAIZENの本家である日本の工場で組み立てられている信頼感は、パソコンを長く使いたい方々にとって、望まれる安心感につながることでしょう。
コメント