NECさんから特別にパソコンの実機をお貸し頂き、1週間使ってみた感想を8つのポイントでまとめました。今回は、LAVIE Direct PM COREi7で、2020年より販売されているモデルです。
LAVIE Direct PMは、移動パソコンの進化系です
LAVIE Direct PM COREi7 は、行動派ブロガーが外出時に携帯しておくべき、パソコン2台目3台目のサブパソコンとして使いやすい、超軽量・超速・高性能な、小さくって頼もしい13インチパソコンです。
ブログで起業するならば、商売道具はパソコンです。
1台だけでは心もとなし。1台しかない人は早めに2台目を購入しましょう。所有パソコンが万一故障しても打つ手を準備しておくのがプロだと私は思います。実際に私は2度大きな故障を体験しています。
昔の侍だって2本差ししています。短刀は表向きは切腹用だけど武器にしたハズです。剣豪武蔵は2刀流。
1台しかないパソコンが故障してしまったブロガーに打つ手はありません。機能しなくなってから慌ててショップに向かうなんてナンセンス。帯刀していない侍のごとくに仕事になりません。
ハサミの無い理容師、竿を忘れた釣り師、クラブのないゴルファー、馬を忘れた騎士と同じです。そんなプロはいない。趣味でもクラブを持ってゴルフ場に行きますよね。
ブログ起業するためには、パソコンは最低2台無いと致命的。3台あれば何があっても対応万全です。地域で停電になっても3台の内の1台にバッテリーが残っているとブログ更新できるでしょう。
唐突ですが、スマフォを携帯しない人っているんでしょうか?
私は左の胸ポケットに必ず入れて家を出ます。財布はカバンの中。靴を履き玄関を出る際に、「胸にある・・」感じを無意識に確認して出ます。
お財布よりも無いと困るので、肌感覚でわかる定位置に入れています。財布を忘れても何とかなるけれど、スマフォは無いとまずい。
電話とメールがつながらないとまずい。今日のスケジュールや読書したアイデアのメモ書きができないとブログ仕事が止まる。
LAVIE Direct PM に戻ります。パソコンをスマフォのように軽量化し、かつ、入力機能も簡便に網羅し進化させたノートパソコンが、この LAVIE Direct PMです。
ブログ記事を編集するにはパソコンのキーボードはあった方が便利で良い。
移動必須のサラリーマンと中年以降の年齢層、あるいは女性に嬉しい軽量タイプ。
なので、キー入力が必須な行動的ブロガーなら、LAVIE Direct PMは、スマフォ同様に携帯しておきたい、カバンに躊躇せずに入れておけるパソコンです。
PMは、バッグに入れとくサブパソコンに!
LAVIE Direct PM は、ノマドワーカーが利用すると最も利用価値を享受できて便利でしょう。起動が速いしこれ1台あると、動画編集等を伴わなければ、移動生活は充実すると思います。
ただし、 LAVIE Direct PM でメーカーがターゲットとしているのは、リモートワークするサラリーマンです。
営業職は顧客への提案ではiPadを利用しています。あらかじめ出来上がっている資料を顧客に見せるために利用するのであれば iPad で十分。
リモートワークのサラリ-マンと、2拠点以上でデスクワークするサラリーマンに重宝するパソコン。
リモート会議やリモートによる仕事の報告・相談。資料を作成したりメールを確認して即返信する。といった入力作業が必要であれば、しっかりしたキーボードは有るとかなり効率的。
個人的には旅行で持ち歩きたいパソコンです。
パソコンのキーボードはスマフォより10倍以上操作性が高い。効率性は20倍以上高いでしょうか。1本の指では浮かばなかったのに、10本の指を動かしていると、文章のアイデアが自然に湧き出す、ということが私にはあります。
パソコンの軽さと速さが使い手の人間の機動性と活動力と発想力を与えてくれる。
そんなパソコンが LAVIE Direct PM 。これまでに無かった、知らなかった自由を与えてくれる。ちょっと大げさですかね。
速さの検証をしてみました。バッテリーが完全に無くなってからアダプターを接続して通電の連動性能をテストしました。10秒で立ち上がる。これまでの私の使用してきたパソコンでもっとも最速。全くストレスがありません。
ブロガーであれば、メモ用紙のような感覚でカバンに入れとく。更新頻度を上げたい方であれば、サブパソコンとして利用する。所有パソコンが1台しかない人がもう一台、小型で高性能なパソコンを買いたいなら、購入候補にあげるべきパソコンです。
サブスク月3,000円は高いのか?
もちろんレンタルパソコンでもサブスクでもありません。購入するんですが、値ごろ感を違った角度で感じてみたかったのです。
13インチのパソコンって小さいけれど高額。比較的手頃なものを選ぶと、性能は15インチよりも劣ります。小型軽量であることで価値が高まるからです。小型にするための技術にはお金がかかっているのです。
ある程度スペックが高いと20万円を超えます。今回、NEC様から特別にお貸し頂いた LAVIE Direct PM は18万円位のパソコンです。
私が人生で買ったパソコンのどのパソコンよりも値段が高い。20万円の壁が私にはありました。パソコンってどのくらい使用しますか? 考えたことないですか? 買い替えるタイミングの問題です。
冷蔵庫や洗濯機といった家電は8年サイクルで買い替えるのが標準的。パソコンは4-5年といったところでしょうか。故障せず機能に満足していればもっと永く使って良い。
18万円の LAVIE Direct PM を5年間使ったとすると、月換算で3,000円です。月額 3,000円 の使用所有料金って高いんですかね?
スマフォの月額料金は人それぞれでしょうけれど、サブスク料金として置き換えて計算すると、そんなに驚くほど高い買い物ではないんではないでしょうか?
個人的には、「高くはないよな・・」という(金銭)感覚があります。パソコンを商売道具とする場合には、全然安いんですよ。
LAVIE Direct PM は極軽量で小さいので、肩こりで腰痛持ちで脊柱管狭窄症の片頭痛持ちの私が躊躇することなくリュックに放り込んで歩ける、その軽さが気分も軽やかにしてくれるのが、LAVIE Direct PM。
旅行記をPMで旅先で!
旅行の荷物。旅行のパソコン問題ってありませんか?
重いからカバンやバッグに入れないことにするか?
と躊躇したくなる気分が私にはあります。パソコンは持っていくけれどアダプターは止めとく、とか。なるだけ軽くしたい。重さと収納スペースの問題です。
スーツケースだから平気?
パソコンのような精密電子機器をスーツケースに入れるのはご法度です。高い確率で壊れます。
私は、スーツケースにパソコンを入れたことはありません。空港でたまにスーツケースからパソコンを取り出してる海外の方々を見かけますが、私は決して真似をしません。
緩衝材と共にスーツケースに入れるより、背中のリュックに入れる方が断然壊れません。モバイルルーターと小型パソコンをリュックに入れておき、駅の待合で取り出して座りながらキー入力したり、宿泊先でブログ更新しています。
松尾芭蕉は旅から帰宅後に奥の細道を書いたりはしていなかったでしょう。旅先でリアルに感じたその瞬間に俳句を詠んだし書き留め表現していった。
旅好きなブロガーは小型パソコンをぜひ持参して、そこの空気を吸い、景色を見ながら五感から育まれた臨場感あふれる感性で表現してみる。
旅行やノマドで快適の軽さ
重さは人によって体感は違います。質量を他のパソコンと比較すると軽い。確かにパソコン同士の比較では軽くとも、重く感ずる人にとっては重い。
13インチが重い人は12インチを選んだ方が良いです。性能や開発コンセプトに違いはありません。
パソコン機能が実体を伴わずに光のみ、あるいは視神経のみで認識し使用できる世界はあり得る。研究されています。
その世界手前の前途にあって、機能を保ち、性能も上げつつ軽量化するには、どこを重視しどこを削る、といった設計思想のセンスがものを言うのだと思います。
LAVIE Direct PMは、しっかり速い。そして、ヘッドとボトムはチタン製なので壊れにくくて軽い。
NECさんは、コロナ渦でリモートワークで使用するためのパソコンを作りました、というでしょうけれど、シニア世代が持ち歩けるパソコンとしての利用価値が高いと感じます。
DELL XPS COREi5とベンチマークで比較する
私はパソコンを3台所有しています。常用しているのは2台。15インチワイド1台と13インチ1台で、休日に外出する時はホボ13インチパソコンをカバンに入れています。カメラマンがカメラを携帯するのに似ています。
4年ほど前に13万円程度で購入した13インチパソコン(Officeなし)とお借りした LAVIE Direct PM (Officeあり)を比較してみました。5万円の違いを数値化しました。office価格を差し引けば価格帯は近いと思います。個人的に興味津々でした。
ベンチマークスコア | LAVIE Direct PM COREi7 | DELL 13 XPS COREi5(管理人所有) |
プロセッサ | 8.9 | 7.4 |
3Dグラフィックス | 9.9 | 9.9 |
ハードディスク | 9.15 | 8 |
グラフィックス | 6.9 | 5.5 |
メモリー | 8.9 | 5.9 |
ベーススコア(各スコアの最低スコア) | 6.9 | 5.5 |
CPU性能もハードもメモリーも完敗といった感じです。4年前のCOREi5と2021年に販売されている COREi5 は世代が違い、性能は向上しています。ココ重要!
なので、旧型の COREi5 と最新のCOREi7とを比較している点で比べ物にならない無謀な比較表と言えるかもしれません。
たとえば、3-5年前に購入したCPUのパソコンで十分満足しているのであれば、同じタイプのCPUで買い替えると、性能は世代更新しているのでハズれることがありません。
つまり、COREi3のパソコンで満足してきた人ならば、買い替えでも COREi3 を選べば、性能は進化しているので、ストレスを感じることはない、ということです。
比較で劣った DELL 13インチのXPS は概ね使用感に満足しているので、すぐに買い替えることは個人的には考えていません。
NEC LAVIE Direct PM の主な仕様
仕様 | インテル(R) Core(TM) i7-10510U | LAVIE Direct PM[Pro Mobile] LAVIEプライバシーガード搭載モデル |
OS | Windows 10 Home | Windows 11Home 64ビット |
CPU | Core(TM) i7-10510U | Core™ i7-10510U |
メモリ | 16GB | 16GB |
ディスプレイ | 13.3型ワイド液晶 | 13.3型ワイド液晶 |
ストレージ | 約256GB SSD 1TBまで変更可能 | 約256GB SSD 1TBまで変更可能 |
サラウンド | ヤマハ製 AudioEngine™機能搭載 | ヤマハ製 AudioEngine™機能搭載 |
カメラ | 有効画素数92万画素, 赤外線顔認証搭載 | 有効画素数92万画素, 赤外線顔認証搭載 |
セキュリティー | – | 顔認証機能 |
質量 | 842g | 992g |
バッテリ駆動時間 | 15時間 | 18時間 |
バッテリ充電時間 | 2.4時間 | 2.4時間 |
外部インターフェース | USBType-CType-Cx2、Type-Ax1 | USBType-CType-Cx2、Type-Ax1 |
ワイヤレス機能 | Bluetooth® Smart Ready(Ver.5) | Bluetooth® Smart Ready(Ver.5) |
グラフィックスプロセッサ | インテル® UHD グラフィックス(CPUに内蔵) | インテル® UHD グラフィックス(CPUに内蔵) |
プライバシーガード機能 | – | プライバシーガード機能 |
写真や動画を1台にまとめて保存したい方ならば、ストレージは1TBあった方が良いでしょう。購入時点でカスタマイズできますが、後でメモリの増設はできません。ココ重要です!
良くわからない人ならば、256GBでOKです。足りなくなったら、その時点で、記憶装置は外付けで買えば、保存しておくことができます。
サラウンドはスピーカーに関してはかなり劣ります。仕方がないでしょう。
会話を聴くには問題ありません。音楽はこのスピーカーで聞く必要がありません。なぜならば、ヘッドフォンによる音質が滅茶苦茶いいからです。
ヤマハ製 AudioEngine™機能 はこのLAVIE Direct PMでは、ヘッドフォンを使用することで音質の納得感を得ることができます。
顔認証機能はWindows11の機能なので、 Windows11 が入っているどのパソコンでも設定できます。小型軽量パソコンを今回調べてみて性能機能面の実利で選ぶとホボ3択になると思いました。
もっと軽さを追求すると富士通になり、堅牢度の安心を追求するとPanasonicになってゆきます。
プライバシーガード機能は有用性あり!
ノマドでもリモートでも自分の画面を他人に見られてイヤな人と気にならない人がいるのだと思います。ココは気分の問題。
仕事の内容に関する画面だと、電車内やカフェやコワーキングスペース等で写真に撮られるリスクはある。昨今の社内規定は情報漏洩に厳格で、場合によって懲罰の対象になります。
周囲から見えにくいに越したことはありません。アフィリエイトでも広告主から公表を控えるように言われることがあります。
LAVIE Direct PM のプライバシーガード機能は、周囲の視線をセンサーで感知して、とっさに画面を見えにくくする優れた機能です。
LAVIE Direct PM[Pro Mobile] LAVIEプライバシーガード搭載モデルの仕様です。
今回NEC様よりお借りした LAVIE Direct PM にはプライバシーガード機能が設定できませんでした。そこで家電店で確かめました。
家電のスタッフでも知らない感じ。3店目で設定方法がわかり実際に確かめると、斜めからでもわずかに見える画像が全く黒くなります。
正面からの画面の見え方は、若干暗くなる以外の問題点はありませんでした。プライバシーガード機能は是非試していただきたい他にはホボない、 LAVIE Direct PM 独自の高機能だと私は感じました。
のぞき見されるのが絶対イヤでありながらも、周囲に人がいる環境でパソコン作業するという人であれば、プライバシーガード機能搭載の LAVIE Direct PM が最有力候補になるでしょう。
LAVIE Direct PM はassembled in japan(日本国内組立)です。日本国内の工場で組み立てているので品質管理はトップ級と言えます。
製造工場では、製品の品質を高めるノウハウが必ずあります。アメリカゆかりの品質管理の手法は日本で発達し、日本国内で育まれた手法はKAIZEN(改善)という名で世界の工場で利用されています。
そのKAIZENの本家である日本の工場で組み立てられている信頼感は、パソコンを長く使いたい方々にとって、望まれる安心感につながることでしょう。
コメント