テーラワーダ仏教のアルボムッレ・スマナサーラ長老がお若い頃のYouTube動画を拝聴していると、占い師にご自分が占ってもらったことをお話しされていることがありました。
占い師がお金儲けではなく真面目に占うと当たる。ソーではなければ当たらない。というような内容。おもしろかったのは、「わたくしが知っていることばかりなんですよ。本人が知らないことをぜひ、教えて欲しい・・」。
占い師へのリクエスト。
確かに占い師って本人が知っていることがかりを当てたがりますよね。だからなに?知ってるけどさ・・・ということ。
人間の感情やら生き物のこころを熟知しておられる方のおっしゃる言葉ですから、雑談のようでいて真理を突いています。
もちろん、占い師の内面のすべて、前世や今の悩みをアルボムッレ・スマナサーラ長老は瞬時に感じられるのだとわたくしはおもうのです。アルボムッレ・スマナサーラ長老のお若い頃のYouTube動画。
テーラワーダ仏教=初期仏教や大乗仏教でも、人間には法則がある、生命やそれ以外でも法則がある、といっていることがあります。
因果法則。
簡単な例だと、怒っている人には人は近寄りたくはない。怒ると本人の気分が悪くなるし人気も落ちる。やさしい顔のひとには道を聞きたいとおもうけれど、強面のひとには聞きづらい。
わたくしは政治的なことに興味があって、リベラル方面の作家さんや政治家さんのいう事を納得しながら読んだり聞いていた時期があります。
で、あるとき気づきました。
言っていることは正しい。けれど、顔の表情が悪い。
人相について調べていて気づいたのです。世の中のためになる、悪党を見張るようにして正しい事を言っているのになんで人相が悪いんだろうか?
会社勤めをしていると上司方面から叱られる、怒鳴られる、怒られることがあります。怒ることが習慣化している人は人相が悪くなっている。
けれど、出世して年収は高い。
こういう人は脅して部下に仕事をさせているから仕事の成果が高いダケ。長い目で見ると決して成功者になりません。なので、マネをしてはいけない。
いやいや付き合わされているダケで、信頼関係、信用を得ることに失敗しているからです。
一方で人相が良いけれど、平気で悪事を働くひとも少なくありません。その悪事ばかりにフォーカスすると悪い人だけれど、いい所がある。だから人相がよい、人当たりが良いのでしょう。
人の道に外れずに良い部分も持ち合わせているから人相が良いのだとわたくしはおもいます。人相は心の状態を映しています。
心の中のことばの繰り返しで人相がかたち作られるのだとわたくしはおもいます。人生が思うように回らずに悪いことが続くと、ドーしても人は心の中で悪いことばを繰り返す。
すると人相が悪くなる。
わるい状況を変えるには、普段つかいの言葉を変えると人生がだんだんと好転する、ということがあります。
わたくしが実際にやってみて効果があったのは「絶対成功する千回の法則」でした。そして初期仏教をしってからは朝慈しみの瞑想というマントラ繰り返しています。
良い言葉をだれも知らぬ間に自分で使っているとソーなろうとしなくとも、自然に人相は良くなってしまって、人生も好転せざるとえないのです。
コメント