大宮駅周辺で確かな腕の鍼灸院をさがしているかたに、体調最悪から1回の施術で今年一番の体調に復調していただいた”宋の鍼灸院”の施術体験をお話ししてゆきます。わたくしの鍼灸治療患者歴は22年。
2022年12月17日に宗先生に聞いたところ、現在は回数割引はしておらず、1回5,500円。漢方薬の処方は移転後の2022年6月から行っていません。
予約優先です。ホームページからではなく、電話(048-782-9449)で予約されるのが確実です。非常につらい、痛いと言った場合には、営業時間中にまず電話をしてください。対応頂ける場合があります。(宋の鍼灸院のホームページは最新情報に更新されていませんのでご注意ください。月曜日と祝日がお休みです。)
”宋の鍼灸院”は1回60分程度の施術です。まず、手首の脈を診ます。どのように診ているのかは聞いていません。

今日は首下が凝っています。それと左側のお腹です。

じゃ、そこを中心にしましょう。
仰向けではじまる施術、その日の体調に合わせて針の位置は変わります。

針がツボに当たると響く感じがいいですね。

それを”痛い”って嫌がる人がいるのね・・・。

響くって効いているんですよね。針がツボに的確に当たっているから効くんですけどね。

煙草吸うの?

はい。

ココ、サービスね。
腕の肘窩(ちゅうか)の外側に肺のツボがあるようで、痛い針をして頂きます。眉毛の内側部分(眉間側)に目のツボはあって、前回は激痛があったけれど、今回はそれほど痛くは有りませんでした。
ベッドが熱いので温度調節して頂き、ひと通り針を刺すと薄手の毛布を掛けて、おなかに赤外線温熱器を当ててしばらくします。
このタイミングでお話ししたいけれど、脱力して頭の中を空っぽにしたほうが治療効果が高いとおもって半分眠るように時間を待ちました。
タイマーが鳴ると、針を抜きます。抜くときにただ抜くようではない痛みを感じます。一針一針、なにかひと手間している感触。再度差し込んで抜いているような感覚があります。
うつぶせの施術。ベッドから足が出てるということで前の方にづらしました。わたくしは大きな患者のようです。(ちなみに身長177cmです)
背中の部分がすこし変色しているという。初めて知りました。その原因の部分に針を刺す。
こめかみ、首の前の筋肉、首下から足首までに針を刺してゆきます。今回もっとも効いたのは左腰臀部付近のツボで、太ももからスネにかけて電気が走るように響きました。
臀部のツボの針で、前側の神経に刺激が伝わった。太ももからスネにかけて雷に当たったかのような激痛。でも、一瞬で痛みは消えます。御徒町の湯島鍼灸院の五味先生の針に似ていました。
背中の施術では電気パルスの刺激を加えます。強さは気持ちが良い程度が良く、痛さに我慢するのは逆効果なのだそう。
なぜ? 針を刺すと筋肉が柔らかくなるのか?
マッサージよりも・・・。
痛みというのは身体の部分が痛いのではなく、脳が痛いと感じているんだそうです。これは、瞑想中に組んだ脚が痛む時の説明をスマナサーラ長老が法話でお話しされています。ゆっくりの動作で組むことで大脳が理解して痛くなくなる。
神経と脳に刺激が伝わると筋肉を弛緩させるのでしょう。ココは私見です。 つづきます。
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