これまでに血圧を下げるツボを刺激したり、鍼灸院の先生に相談したり、ダイエットもしてきましたが、私の高血圧には効果がありませんでした。
ふくらはぎマッサージは、若いころにはかなり効いて高血圧から解放されたこともあります。50代後半から60歳にかけ、2年くらい前から、だんだと血圧が高くなりました。
高血圧が140代後半から150に、そして、昨年は160、170と高くなりました。血圧の下の数値は気にするお医者さんと気にしたくて良い、というお医者さんがいます。私は下が高めで90~110位でした。
対策が全く分からず、「年を取ると、こういうことになるんだな・・・。」と諦めていた。
ところが、リラクに行って翌日に何気なく、「背中が少し軽くなったから、自分で維持したいな・・・」とフト思い、思い出したのがラジオ体操。
首の体操を入念にするのは何十年ぶり。
ゴリゴリ音がする。
上下、左右倒し、左右向き、回転。この4つの首体操を往復で1回として各10回、合計40回行っています。こんな首体操は2分もあればできます。
それから腕回し体操、肩回し体操、胸の運動。アキレス腱伸ばしとスクワット50回。
腕を回す体操は肩甲骨周りが非常に効率的に動くので、肩こりが無くなりました。首の筋肉とスジが伸びたので、肩の筋肉を引っ張らないからでしょう、肩も背中も柔らかい。
マッサージや鍼灸よりも格段に体調が軽い。背中がこんな柔らかいのは何十年ぶり。
なぜ?こんな簡単で効果テキメンな体操に今まで気づかなかったのか?
小学校の授業でしてきた体操よりも変わった、それらしいヨガであったりストレッチであったりの方が大人っぽいし科学的で進歩的で高度だと無意識に思っていたのだと思います。
ラジオ体操をすべてする時間はないので、首・肩・側部と脚限定のピンポイントで体操をして5分。朝晩2回で10分。
これまでは、自己養生では限界があって、体調が悪化すると整体や鍼灸に行くことが当たり前だと思ってきました。
けれど、背中・肩・首のコリにはラジオ体操を基本とした体操とストレッチの方が格段に体が軽いと実感しています。
こうしたパソコン仕事でも、ある一定の柔軟さに変った首・肩・背中だと疲れません。
体の為に健康のために外を歩くのでも、運動すると凝った部分は疲労していました。けれど、コリが改善していると、コーした運動による疲労感がありません。
血圧に関する考え方は諸説あります。けれど、健康診断に引っ掛からないためには決められた数値はある。
今日の血圧は上124、下81。
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