八重洲ブックセンター本店が閉店するってよ。

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いつも当ブログにご訪問頂きありがとうございます。日が長くなりながらも寒さがやってくる今日この頃、みなさんいかがお過ごしですか?

この日曜日に用があって東京駅を下車し八重洲ブックセンターに数年ぶりに足を運びました。ネットで本を購入することができなかった頃には毎週のように通っていた。

神田神保町か八重洲ブックセンターという感じ。品揃えが豊富な八重洲ブックセンター1店勝負か、新書店と古書乱立の神田神保町で数で勝負か、と迷いながら通ったものです。

神保町でない場合に最後に八重洲ブックセンターにゆく、というようなこともしていました。

東京駅もその周辺もこの数年で大きく変わりました。わたくしは35年前は東京駅付近の銀行が勤務地。様子の激変した東京駅周辺は懐かしいというよりも、変わったおどろきが先立ちます。

八重洲ブックセンターは再開発のためことしの3月末で閉店する、と表に看板があって知りました。ちょっとした驚き。

すこし中に入っただけで引き返しましたけれど、閉店を惜しむようにして喫茶店で話しをしていたり、椅子に腰かけている人々の気持ちが伝わってきた。

店内は懐かしさがすぐによみがえるあのまま。1階をすこし眺めてそそくさと出ます。

すると、あまり身に覚えのない激変した東京駅とその周辺。それに逆らう様にして昭和をとどめていたのが八重洲ブックセンターだったのでしょう。

みなさんは本を読まれるでしょうか?

わたくしは小中ではまったく本を読みませんでした。文学少年や少女が小学校中学校の同級にいたけれど、世界が違う友達、といった感じ。

夏休みの読書感想文のためだけに本を仕方なく読む、というような子供でした。

意識して本を読むようにしたのは社会人になってからです。良いと思う本を友人や先輩や父に進めて読んでもらうことが好きでした。

とわいえ、最近はもっぱらネットで書籍を購入するように変わっています。図書館で本を借りる場合もネットで調べて借りています。

重い本を何冊もカバンに詰め込み持ちかえるより断然らく。

なので、「どの本を買おうかな?」と書店をうろつくことがまったくなくなった。うろうろと書店を歩いて回る時間って何なんでしょうね?

至福の時というよりも、生みの苦しみのような感覚がわたくしにはありました。

買うと決めている本とそれ以外の面白そうな本。

「それ以外の面白そうな」という寄り道が書店通いにありました。旅行で知らない街を歩くワクワク感とはすこし違う。

便秘を解消する薬を探すような感覚が書店めぐりについて回った。

また、機会があれば、寄り道のようにして八重洲ブックセンターに足を向けたいとおもっています。

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